杉フローリングにオイルとワックスを塗る

今回のリフォームで、床は杉のフローリングになりました。

当初、設計事務所さんからはフローリング材を斜めに貼るという斬新な案を頂きましたが、いつの間にか立ち消えに。斜めにすると捨てる部分が多いしお金がかかるのでやめたとのことでした。手間もかかるのでしょう。松フローリングの案もありましたが、最終的に無垢材の中で最も安い杉に。低予算リフォームの辛いところですw

一時期は、予算が足りないなら杉もやめて、ラワンベニヤの床はどうでしょうか、とこちらからご提案したこともあります。こんな↓かんじの床。

この↑画像では約1800mm×900mmのベニヤ板を8等分してあるそうですが、2等分でいいので正方形にして、同じように市松模様に並べれば面白いんじゃないかな、と思ったのですが、設計事務所さん曰く、普通にベニヤ板を切ってもノコの厚みがあるので正確な正方形にはならない、画像のようにピッタリ収まらない、と却下されました。なるほど、ノコの厚みとは気が付きませんでした。でも、それなら上の画像はどうやって正方形にしたのでしょう??

いろいろ手間を含め、杉フローリングが安いのか、ラワンベニヤが安いのか、私にはわかりませんが、結局杉になったところをみると、予算的にはあまり変わらないのかもしれません。ちなみに全体予算は最終的にオーバーでしたw

杉のフローリングにオイルとワックスを塗る

無塗装・無垢材専用のオイル「キヌカ」を塗る

そもそも無垢フローリングにオイルやワックスは必要か? という議論もあるようですが、一般的には、汚れやすいから塗るべきという意見が多数を占めるようです。統計とったわけではありませんが。

私も最初は考えましたが、設計事務所さんのご意見もあって、塗ることに。予算削減のため自分で塗ります。これくらいは私にもできるでしょう。

1日目

オイルは木に染み込んで、ワックスは木の表面に膜を作って材を水や汚れから保護します。どっちを使ってもいいみたいですが、私はオイルにしました。設計事務所さんは「オスモ」や「バトン」をよく使っておられるとのことでしたが、なんとなく「キヌカ」を選択。

理由は安かったから。ちなみにバトンも安いです。購入はアマゾン。1Lで税込 ¥5,616 也。これで約80㎡塗れます。米からできていて、赤ちゃんが舐めても大丈夫だそうです。食用油みたいなモンかしら? ではまずはマスキングから。

初めてなもので、なかなかうまく貼れません。でも貼る内にだんだん慣れてきて、ちょっぴりうまくなります。結構な手間ですが、ちゃんとやっておかないとオイルがはみ出てしまいます。これだけで1日潰れましたw

2日目

塗ります。ウエスですり込むように塗れとのことで、そのようにします。これがとても疲れますw しゃがんだままで足は疲れるし、腕はだるいし、手は油だらけになるし。
でも油だらけと言ってもベタベタはしません。匂いも特にありません。救いといえば救いです。4分の1塗って日が暮れたので終了。

3日目

どうやら塗りきれていない部分があるので、塗り方を変更。オイルを100均で買ったボウルに開けて、スポンジに染み込ませてすり込みます。塗り残しもなくなり、同時にややスピードアップ。しかしベッタリと塗りすぎになるので、ウエスでふき取りながらの作業です。繰り返す内にウエスもオイルでひたひたに。スピードは上がっても、やはり疲れます。4分の1塗って嫌になって終了。

4日目

慣れてきたのか前回の倍塗れました。

キヌカの説明書きには「ハケ塗りするな」とあります。べちゃっと塗りすぎてしまうからでしょう。でも、ウエスでふき取りながらであれば、ハケでもよかったのかもしれません。スポンジで塗るのもハケで塗るのも大差ないような気がするので。
現在1Lの内、4分の3ほど使いましたが、使った量と塗った面積から見て、塗りすぎということはないと思うのですが…

しかし、段ボールを床に置いて踏んづけてみると↓

↓このように、オイルが付きます。

やはり塗りすぎたのかな? でも延々ウエスで擦り込み続けるのは疲れて仕方がないので、これでヨシとしておきます。暮らす内に抜けてくるでしょう。たぶん。

5日目

残りの2坪ほどを塗って終了。くたびれましたよホント。よそ様のブログでは「自分でオイルを塗ることで、よりマイホームに愛着が湧きました。やってよかったです!」みたいなコメントが散見されますが、ウンザリ以外のナニモノでもありません。やっぱり工務店さんにお願いすればよかった。

「フォレスト」の無添加蜜蝋ワックスを塗る

オイルのウンザリにも懲りず、もうひと踏ん張りワックスも塗ってみたいと思います。forest の「無添加蜜蝋ワックス亜麻仁油100g」。アマゾンで ¥880 也。台所まわりと風呂の脱衣所まわりの水はねや汚れをより強固に防ぐため、オイルに重ねて塗ってみます。あれだけウンザリだったくせに、念の入ったことです。

100g、結構ちっちゃいです。名刺サイズ。

オイル塗りから2~3日開けて、ある程度乾かしてから塗ります。こちらもスポンジで塗ってウエスでふき取ります。

範囲が狭いので1時間ちょいで終了。

↑左がオイルのみ、右がオイル+ワックス。見た目はあんまり変わりませんね。塗りたてなので多少しっとりしています。これにて全て終了〜

オイル・ワックスを塗ってひと月後…

杉フローリングにオイルとワックスを塗って、ひと月ほど経ちました。初めの頃は段ボールにオイルが染み込むなどしましたが、さすがにひと月も経つと落ち着いて、今はサラリとしています。

最初は塗りすぎで失敗したように感じましたが、あんなモンでよかったんじゃあないでしょうか? よくわかりませんけど。

水もちゃんと弾きます。これ↓はオイル+ワックスの場所。

苦労がカタチになりました。感慨もヒトシオでございます。

でもオイル効果も半年とか1年とか聞きますし、また塗り直しかと思うと…ウンザリです。もうやりたくないよ…

杉フローリングについて〜床材として柔すぎる

この度のリフォームでは、床を無垢フローリングにすることを前提にして、最終的に杉材が採用されましたが、これは単純に予算の都合です。ネットを見ると、杉は柔らかく、空気を多く含むので、暖かくて素足での感触も良い、との評価が見受けられます。一方で、杉は低価格で無垢材の良さを味わえるものの、柔らかすぎて本来床材としては不適格、メリットのように言われていることは後付けの言い訳に過ぎない、みたいな評価もあります。

ひと月しか暮らしてませんが、私としては、後者の「床材として不適格」の意見寄りかな…。引き渡してもらったときには既にあちこちキズやヘコミがありましたし(もちろん床材のせいで大工さんのせいではありません)、爪が当たっただけでサックリ筋が付いたり、こんな↓玉コロ付きの引き出しを動かすだけで跡が付いたり。

確かに硬い材質↑の玉コロなのかもしれませんが、こんなモノに負けるようではダメでしょう。大して重くもないのに。神経質な人ならいちいち気を使って大変です。キズの消し方はいろいろあるようですが、根本的な対処法としては、お値段なりの品質と割り切って「気にしない」ことしかありません。
無垢フローリングにしたいと思っておられる方には、ご予算によるのでしょうが、できるだけ硬い材を選ぶことをお勧めします。

しかし全く不満かというと、そうでもなくて、わりと気に入ってます。節だらけのところも含めて。安くても無垢、ですね。