プリーツスクリーンとブラインドが風にあおられてカンカンうるさい→対策

今の家に引っ越して、初めてプリーツスクリーンとブラインドを付けてみました。今まではカーテンしか使ったことがなくて、これは風が吹いても揺れるだけですが、プリーツスクリーンとブラインドの場合は一番下のバー=ボトムレールが煽られて窓サッシに当たり、カンカンカンカン…とてもうるさいです。最初はこんなもんかと思っていましたが、だんだんイライラしてきたので、対策してみたいと思います。

プリーツスクリーンのボトムレールにクッションを取り付ける

まずネットで検索して見ると、同様に「うるさい!」と思う方はいて、それぞれ対策を講じておられます。風の強いときは上へ巻き上げる、窓を閉めるなどの消極的対策もあれば、ボトムにコーナーガードみたいなクッション材を使って対策しておられる方もあり、いろいろです。私としては風が吹いても窓を開けておきたいので、「クッションを付ける」を基本に考えたいと思います。

まず机上で考えたのは、

①ボトムレールにゴムやウレタン、スポンジなど柔らかいものを両面テープで貼り付ける
②ボトムレールにマジックテープ(ベルクロ)を貼り付けて、そこに台所用スポンジなどをくっつける

といったものです。画期的なヒラメキとまでは言えないですねw ②のマジックテープはつまり、①のゴム、ウレタン、スポンジなどはいずれ日に当たって劣化するだろうから、取り替えやすいようにしておこう、という考えからです。見た目はよくないでしょうけど、部屋側からは見えないので大丈夫かな、と。

では実際どんなものがあるのか、ホームセンターで物色します。改めて探してみると色々あるもので、粘着テープ付きのマジックテープとスポンジをそれぞれ発見しました。どっちにしようかと迷いましたが、マジックテープの方は台所スポンジがちゃんと付くかどうか試していないので、今回は粘着テープ付きスポンジの方にしておきました。

↓これがホームセンターで見つけた和気産業の「粘着PEスポンジシート PEN-02」です。¥198(税込)。大きさは、厚さ10mm × 幅30mm × 長さ300mmです。

↓裏のテープ側はこんなかんじ。

↓注意書きには「劣化するので定期的に確認、交換せよ」とあります。¥198がいつまでもってくれるか、今後に注目です。

↓ハサミで6つに切ります。プリーツスクリーンは2つあるので、それぞれボトムレールの両端と中央の3ヶ所に貼り付けます。

↓こんなかんじ。

見た目はちょっとアレですが、効果のほどは…絶大ですw 文句なし。ほぼ無音。こりゃあいいです。今までうるさかったのがウソのよう。ただ、何かの拍子に側面やスポンジが付いていない部分が当たって音がするので、より効果を高めるためにはボトムレール全面、できれば側面にも隙間なく貼るのが良いかと思います。今回はケチったのと、いずれ劣化して張り替える必要があることから、その手間を省くべく3ヶ所にとどめました。

あと、お気付きのように、この↑ように3ヶ所のみだと、窓が全開のときにしか効果が望めません。全開でなければスポンジの付いていない部分がサッシと当たってしまいます。窓を開けるときは必ず全開にする、と割り切らざるを得ませんw

ブラインドのボトムにもクッションを付ける

プリーツスクリーンについては日常上げたり下げたりしていますが、ブラインドは基本下げっぱなしで、ほぼ動かしません。つまり下ろした状態で固定してもおいてもいいワケです。釘でも打って、ヒモでくくれば風に煽られることもないでしょうが、窓の開け閉めがしにくくなるので、あまりいい案とも思えません。

ブラインドには専用の揺れ止めがありました。トーソーの「振れ止め」定価1つ¥216(税込)。

値段は付いていますが、tosoのブラインドを買うとオマケで付いてくるみたいです。ニチベイにも「振れ止めホルダー」がありましたが、これも製品のオプションで、単体では売ってないのかな?

オマケに金を使うのもなあ…と素直に買う気になりません。では他の固定金具でも、と思いますが、良いモノが浮かびません。あまり大げさなモノは付けたくないですし、ガチャガチャ音がすれば本末転倒。そこで思いついたのがこれ↓

コルクとプラスチックの押しピン。こうやって↓突き刺しておけば、クッションになります。

これはいいアイデアだ!と思ったのですが、風が強いとブラインドが煽られて、ボトムがコルクを乗り越えてしまいます。プラスチックの方も同様。一定の効果はありましたが、アイデアとしてはもう一息といったところ。

ここはやはり、上のプリーツスクリーンと同じくクッションを貼り付けることにしましょう。無い頭を絞るのはヤメですw プリーツと比較のため別モノにします。和気産業の「ピタフォーム PTF001」↓

ホームセンターで購入。¥138(税込)。低反発でモノが跳ね返らないそうです。試してみると…

全く、とまではいきませんが、なるほど跳ねません。これだけ衝撃を吸収できるなら、打撃音も程よく吸収してくれることでしょう。

では貼り付けてみます。ブラインドも2つあるので、それぞれ3つずつ、6つに切ります。

ところがブラインドのボトムレールに合わせてみると大きすぎたので、さらに半分にカット。これならもっと横長に使えばよかった。もったいないことをしました。

この「ピタフォーム」には粘着テープが付いていないので、家にあった両面テープで貼り付けます↓

↓サッシを全開にした時、当たる部分に貼り付けます。ボトムレールの下側が当たるので、やや下にずらして貼ります。ところでこの両面テープ、かなり強力でした。

そういえば、巻き上げたときどうなるのだろう?…こうなりました↓

↑う〜ん、まあ許せる範囲。たまたまですが、薄いスポンジを選んでおいて正解だったということです。

↓もうひとつの小さいブラインドの方にも貼り付けます。

果たして効果は…プリーツスクリーン同様、かなりイイです! 逆に、今まで気付かなかった羽のカシャカシャ音が聞こえるようになりました。この音はもう仕方ないでしょうね。概ね満足です。

スポンジは効果はあるが…

今回の「スポンジ貼り付け作戦」は、中々の効果がありました。窓が全開のときしか効き目がありませんが、それはスポンジを貼る範囲を広げれば解決できます。問題があるとすれば、今後起こるであろうスポンジの劣化でしょうか。スポンジがどれくらいもつか、確認していきたいと思います。

しかし、劣化を気にしなくていいように「釘を打ってヒモでくくる作戦」もやっておけばよかったかな…何しろあの強力な両面テープを剥がすのは大変そうです。