棕櫚箒(しゅろほうき)は掃除機を凌ぐか?
家のリフォーム後、引き渡しは終わったものの、まだ引っ越せていないので、この家には掃除機がありません。引っ越すまでにも掃除をしたい場面はあるワケで、さりとて掃除機をもうひとつ買うのはもったいなく、箒を買うことにしました。前からちょっと欲しいと思っていた棕櫚箒(しゅろほうき)にしてみます。
近くの金物屋さんで購入。税込 ¥2,592 也。棕櫚箒って、高いのになると平気で万超えてくるので、お手頃なのだと思います。
↑7つに分かれているので「7つ玉」「7玉」とか言うそうです。ネットを見ると、材質とか色々あって、まるで工芸品のような扱いのモノもありますが、私に蘊蓄を語る知識はありません。
使い始めはどうしても棕櫚の繊維のクズが落ちる、と金物屋のご主人さんが仰っておられましたが、確かに落ちます。掃除してるのに部屋が汚れるのは困るので、とんとん叩いて落とし切ります。
リフォームしたばかりなので、家の中は木の香りがします。ああ、良い香りだなあと最初は思うのですが、ずっと嗅いでいるとだんだんむせるというか、ちょっと気分が悪くなってきますw 何事もほどほどが大切です。
木の香りが強いのは恐らく、リフォーム中に切った材木の粉塵が飛び散って、壁や天井に付いたままになっているからだと思われます。雑巾で壁を拭くと、木の粉っぽいモノがかなり着きましたので。
壁に付いた粉は雑巾で拭き取れますが、天井は手が届かないので、脚立に乗って、この箒をバサバサ振り回してホコリを落とします。
箒で床を掃いていると、掃除機と違って何というか、いかにも掃除してるなあ、という気分にはなります。でも毎日の掃除となると、ちょっと面倒かもしれません。掃き掃除のメリットは、
・ノスタルジックな気分に浸ることができる
・静かに掃除ができる
・高い場所でハタキ代わりに使える
・電源を必要としない
てなところでしょうか? 気分的な面が大きいように思えます。なので具体的なメリットがない以上、効率のよい掃除機を使うことになるのでしょうね…
欲しかったモノを買ったのだから、引っ越し後も掃除機と並行して使えるように、棕櫚箒のさらなるメリットを見つけておきます。