鉄の門と手すりを塗装する

先日の鉄柵に続き、門と手すりも塗装してみました。

↓【鉄柵塗装の様子】

庭の古い鉄柵を塗り替える
工務店さんから「きょうびこんなんないで」との評価?を得たレトロでかわいい柵です。きっとここが出来た時からあるのだと思います。昔の公園にでもあ...

本当は家をリフォームした時、一緒に塗装してもらうつもりだったのですが、予算が無くて自分で塗るハメにw 悲しいですw

門と手すりの素材は鉄。いろいろ古臭くはありますが、しっかり作ってあるし、それなりに重々しくて、わりと好きです。現状、塗装の下地(プライマー?)ぽい感じのモノが塗られているだけで、サビも目立ちます。

ではまずサビ落としから始めます。

サビを落として塗装する

ワイヤーブラシをインパクトドライバーに取り付けて、サビを落とします。

↓削ったあとの地肌はまさに鉄。このまま放置するとまたサビてくるので、早めに塗装しておきたいところです。

↓門の方も削ってみると…

ところどころにサビ穴を発見。補修が必要です。塗装前にパテで埋めたいと思いますが、生憎手持ちのパテがないので…

先に塗っちゃいましたw サビ穴の補修は改めて行います。

ところで、塗った色は「ダークグレー」。しかし、ご覧の通りダークと言う程でもありません。色のせいか、何となく牢屋の鉄格子みたいな印象です。前に塗った鉄柵もそうでしたが、既製の色は、どうも思うような色になりません…

ちなみに使った塗料はハピオフレンズのダークグレー(0.2L)。モノタロウで¥539(税込)。

サビ穴をパテで塞ぐ

足づけ

後先ですが、パテでサビ穴を塞ぎます。せっかく塗った色も、付きをよくするために紙やすりで落とします。いわゆる「足づけ」です。

パテ盛り

使うのはロックタイト多用途補修パテ DHP-481。ホームセンターで¥596(税込)。

金太郎飴みたいです。必要な分を切って、青白をこねて混ぜると硬化が始まります。入れ物のフタがカッターになっていて、親切設計です。

混ぜると15分で固まります。早くしないと…焦ります。

↓慌てて引っ付けてこんなかんじです。分厚く盛りましたが、後で削るからこれで良いのです。

パテ研ぎ

パテ硬化後、240番の紙やすりで削ります。が、目が細かくて、なかなか削れません。

鉄用のヤスリで削ってみます。これも目が細かく、進みません。

作業効率改善のため、紙やすりを80番に変え、オービタルサンダーを使います。すると、

↓これが、

↓一発でこうなります。楽チンw

再塗装

パテと同時に塗装も削れてしまったので塗り直さないといけません。ならばこの際、今の「ダークグレー」に黒を混ぜて、好みの「ダーク」にしてみたいと思います。

↓こんなんなりました。

↓塗り直しました。

少し落ち着いた感じに。でも牢屋の鉄格子っぽい印象はそのままw

↓ビフォーです。

↓取っ手?の部分は前のグレーを残しておきました。せっかくなので。

手すりも塗ります。柱部分は門も手すりも黒にしました。

↓ビフォーです。

こうして比べるとキレイになったような気はしますね。完成です〜

色は自分で作れ

前に塗った鉄柵と、今回の門、手すりの塗装を経て分かったのは、

色は自分で作れ

ということです。微妙な好みを市販品で賄うのは難しいです。絶対自分で作るのがいいです。

今回の色は完全に目分量で混ぜたので、正確な再現は不可能。追加を作ることはできません。そこが難点といえば難点でしょうか。小傷のタッチアップくらいできる量は余ったので、当面問題ないのですが…