座机にキャスターを付ける

引っ越す前は畳メインの住まいだったので、座机を使っていました。昭和のいつ頃のものかわかりませんが、そこそこ古い机です。

引っ越した後はフローリングの床メインとなりました。座机は引き続き使いますが、ひと工夫してキャスター、車輪をくっつけてみたいと思います。

キャスターを買う

なぜキャスターなのかというと、なんとなく好きなんです。キャスター付きの家具が。コロコロ動かせると模様替えも掃除もしやすいですよ。

座机は両側に引き出しが付くいわゆる両袖の机です。今回はその両袖の下に板を張り、その板にキャスターをネジ留めする、というプランで行きたいと思います。

まず、キャスターを買います。購入先は「イーデンキ」さん。モノは「ハンマーキャスター 415 E-UR 100mm B3UR」です。ねじ止め、旋回あり、ストッパー付き、床に跡がつかないようにウレタン製という4つの条件の中で、安いモノを選びました。価格は¥697が4つで¥2,788(税込)。

↓なるほどハンマーキャスター。

座机の底に張る板を買う

座机の底に張る板を買います。見えない部分なので丈夫であれば何でもいい、ということで12mm厚の構造用合板にします。車を持たない私は通販を頼ります。購入は「コメリドットコム」。1枚 ¥1,180。基本の送料が¥540。別途送料が¥500。合計 ¥2,220(税込)。う〜ん送料…

で、送られてきたモノを見ると、厳重な梱包。

緩衝材としての断熱材とプラダンでサンドイッチ。裸で送られてくると思っていたのにビックリです。この断熱材は、丸ノコを使うとき、合板の下敷きにできると思うので、得したかもしれません。送料の元はとれたか。

作業工程

作業工程とかエラそうなモンではないですが…

合板を切る

両袖の底の寸法を測って合板を丸ノコで切ります。

切った材を合わせてみます↓

ピッタリ!とはいかず、ちょっとはみ出します。材をまっすぐ切れていないのと、机も歪んでいるようです。じゃあ切り直すか…というのも面倒なので、それくらいは許容の範囲だ、と自分に言い聞かせてごまかします。

色を塗る

合板の側面だけ一応色を塗っておきます。「カンペハピオ オイルステイン 新ウォルナット」を「モノタロウ」で購入。100mlで¥593(税込)。

机は既にオイルステインで塗られていて、その色と大体合うだろうと思ったのですが、ちょっと濃かったかもしれません。塗って、ウエスで拭き取ります↓

ねじ留めの穴を開ける

ねじ留めの穴を開けます。キャスターの方の穴は8.8mm。インパクトドライバーに8mmのドリルビット。

↓現物合わせです。ネジ、というかボルトの径も8mm。ホームセンターで¥105(4本入り)×4=¥420(税込)。

合板とキャスターを固定

ナットで留めます。

そういえば、キャスターには高さ調整アジャスターが付いてないので、ガタついたときはどうすればいいのだろう?

机と合板を固定

机の底面に合板をビス留めします。一応スリムビスを使います。ヨドバシドットコムで¥486(税込)。下穴は開けておきます。木工用ボンドは、車輪をはずす可能性も考えて使用せず。

↓留まりました。

4輪とも接地してガタつきもありません。よかったよかった。

↓ちゃんと留まってます。ボルトと引き出しとの干渉もありません。

あ…

↑寸法をきっちり合わせなかったので塗ってないところが見えてしまいました。みっともないのでちゃんと切り直そう、という気もおきないので、そこだけ塗り直すことにします。

色の塗り直し

一応マスキングして色を塗り直します。

↓こういうところもついでなので塗っておきましょう。

↓塗れました。なるほど案外目立たなくなります。じゃあついでに…

↓こんな掠れた部分にも塗って、ウエスで拭き取れば…

↓ちょっとはマシになりますね。

じゃあついでに…と、小傷を探すうちに止まらなくなって、全面塗り直してしまいました。マスキングなんていりませんでしたw

傷は別にそのままでいいと思っていたのですが、こうして塗ってみると思いの外キレイになりました。これも合板の寸法が合っていなかったおかげ?です。ともかく完成〜

かかったお金

昭和のアンティークを、何ともったいないことを…と思われる向きもあるかもしれませんが、押せばスイスイ動くのは気持ちがいいです。これ↓くらい動いてくれますw

かかったお金は、

・キャスター   ¥2,788
・構造用合板   ¥2,220
・オイルステイン  ¥593
・ボルト      ¥420
・スリムビス    ¥486

合計¥6,507(税・送料込)でした。